群馬大学教育学部創立百周年記念歌
あかつき告げる
詞 大槻三好
曲 塚本靖彦
編曲 塚本靖彦
- あかつき告げる 百千鳥
学びの窓は 開けそめて
光りあまねく 野山を照らせり
翼を鍛えつ 父なる赤城よ
時勢のあらしに 羽ばたき翔けると
真理を求めて 高鳴る血潮
明日の使命を われら共に歌わん - 深山に湧きし 真清水は
岩をもくだき 玉と散り
和してゆたけく 大地をうるおす
緑野を拓きし 母なる大利根
愛の訓えを こころに刻みて
技術を磨けば わきたつ血潮
明日の使命を われら共に歌わん
解説
記念歌「あかつき告げる」 作詞:大槻三好 作曲・編曲:塚本靖彦
群馬大学教育学部は昭和48年度に創立100周年を迎え、各種行事の一環として作られたのがこの曲です。作詞の大槻三好氏は群馬師範学校卒で、長年教育に携わる傍ら、自由律俳句、美術、石原和三郎研究や随筆の著書多数という方です。
詞が全部出来ても、最初の一行「あかつき告げる百千鳥・・・」を苦心されていて、何回も書き直されたそうです。
塚本氏(現本学名誉教授)は、他の学生歌がみな長調なので、この曲は短調で試みてみようかと構想を練られたのこと。
御披露目は100周年式典の一環として、昭和48年10月27日、荒牧の教養大講義室。学部正面玄関左に記念碑が建ち、裏面に一番の歌詞が刻まれています。
- 大槻三好(大正11.3 群師本科第1部卒)
- 塚本靖彦(昭36.4 赴任. 芸大作曲科卒. 昭56.より教授. 作曲・編曲担当.平成12.4から群馬大学名誉教授)
(解説:教育学部音楽講座 midiデータ作成:学生部学生課)