本文へジャンプ メインメニューへジャンプ サブメニューへジャンプ
国立大学法人 群馬大学
国立大学法人 群馬大学
ここからメインメニューです
ここでメインメニュー終了です
受験生応援サイト
資料請求
ここからサブメニューです
ここでサブメニュー終了です
ここから本文です

令和2年度 学位記授与式告辞

令和2年度 学位記授与式告辞

群馬大学で学生生活を送り、本日、卒業あるいは修了の日を迎えた皆さん、おめでとうございます。群馬大学教職員を代表して、心からお祝い申し上げます。  

私たち教職員にとっても、令和二年度の学位記授与式を挙行できますことは、この上ない喜びであります。

本日の学位記授与式は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、会場を前橋と桐生の二箇所に分散し、卒業生・修了生のみで開催することとなりました。

本来であればご家族など、親しい方々にご臨席いただいて、この喜びを分かち合いたいところでしたが、参集される方々の健康と新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐ社会的責任から、このような形式での開催とさせていただきました。皆さんにはご理解をいただきたいと思います。

さて、皆さんが入学された時は、本学附属病院の医療安全の事案が判明してその改善に取り組んでいた時期であり、たいへんご心配をおかけしてしまいました。また、その状況の下で、群馬大学を信頼し、巣立っていく皆さんを支え、励ましてくださいましたご家族の皆さま、関係者の皆さまに、篤く御礼申し上げます。

学生の皆さんにとっては、群馬大学に入学、あるいは大学院や専攻科に進学してから今日までの日々は、厳しい勉学の道のりだったと思います。また、昨年からの新型コロナウイルス感染症の拡大により、大学生活が一変し、思い描いた通りにならない事もあったと思います。それらを乗り越え、今日、この学位記授与式を迎えたということは、皆さんが様々な困難を克服できる力を身につけた証です。

これから皆さんは、学位記や修了証書を手にして社会へと巣立ち、あるいは大学院へと進学するなど、それぞれの夢の実現に向けて、一歩踏み出すことになります。

皆さんを待ち受ける社会は、デジタル技術の飛躍的進歩がもたらしたサイバー空間と実空間とが融合した「ソサエティ5.0」と呼ばれる社会に変わりつつあります。  

一方で、国連サミットは、誰一人取り取り残さない、持続可能な社会の発展を実現するために、二千三十年までに「SDGs」と呼ばれる十七の課題の解決を目指すことを採択しています。これには「貧困をなくそう」、「すべての人々に健康と福祉を」、「質の高い教育をみんなに」、などの課題が含まれており、私たち一人ひとりがこれらの課題の解決に取り組むことが求められています。

本日、学位記や修了証書を手にした皆さんは、このような社会で貢献できる、多くのものを身につけました。これからは社会の一員として、自らの能力を社会で活かしていく、新しい人生の始まりです。

皆さんには、大きな志を持って、それぞれの分野で新しい時代を切り拓かれることを希望いたします。

皆さんを待ち受ける社会は、デジタル技術の飛躍的進歩がもたらしたサイバー空間と実空間とが融合した「ソサエティ5.0」と呼ばれる社会に変わりつつあります。  

一方で、国連サミットは、誰一人取り取り残さない、持続可能な社会の発展を実現するために、二千三十年までに「SDGs」と呼ばれる十七の課題の解決を目指すことを採択しています。これには「貧困をなくそう」、「すべての人々に健康と福祉を」、「質の高い教育をみんなに」、などの課題が含まれており、私たち一人ひとりがこれらの課題の解決に取り組むことが求められています。

本日、学位記や修了証書を手にした皆さんは、このような社会で貢献できる、多くのものを身につけました。これからは社会の一員として、自らの能力を社会で活かしていく、新しい人生の始まりです。

皆さんには、大きな志を持って、それぞれの分野で新しい時代を切り拓かれることを希望いたします。

本日、教育学部を卒業した皆さん、また大学院教育学研究科を修了した皆さん、そして特別支援教育・特別専攻科を修了した皆さん。皆さんは、大学における授業や学校現場での教育実習を通じて、教員になるための基礎と技能を身につけました。

教育現場では、社会の変化にともなって、これまでに想定しなかった事が次々と起こっています。皆さんは本学で培った能力を活かすとともに、自己研鑽により、様々な課題を解決してください。

小・中学校の教師の一言は、児童・生徒の人生を左右することもあるほど大きな影響力を持っています。今日の教育が子供達の明日を作り、そして社会の未来を創ります。皆さんは、群馬の、そして日本の子ども達の教育に力を尽くしてください。

社会情報学部を卒業した皆さん、大学院社会情報学研究科を修了した皆さん。現在、私たちは情報がかつてないほど大きな価値を持つ知識基盤社会で生きています。最近の情報通信技術の急速な発展により社会は大きく変化し、「科学技術と人間社会の調和」やSDGsの実現による、「誰一人とり残さない持続可能社会の構築」が求められています。皆さんは、大学で培った能力を大いに活用し、公務員や企業人として現代社会の課題に向き合い、これを解決して明日の社会を切り拓くリーダーとなってください。

医学部医学科を卒業した皆さん、大学院医学系研究科を修了した皆さん。最近の医学の進歩には、本学が推進している「重粒子線治療」などのがん医療をはじめとして、再生医療、免疫療法など実に驚くべきものがあります。 皆さんは、医師として、あるいは医科学や生命医科学を修めた者として、お一人おひとりの患者さんに、安全・安心で、質の高い医療を提供するとともに、医学の進歩に貢献してください。 

皆さんが在学したこの六年間は本学が医療安全の事案に対処する時期と重なりました。この間に、医学部や附属病院では様々な改善が実施され、他の国立大学病院のモデルともなり得る医療安全に関する先進的な取り組みも進みました。医療安全教育も充実し、チーム医療の大切さも学ぶことができたと思います。

また、一方で皆さんは、コロナ感染症への対応の中で様々な医療上の課題にも直面したと思います。皆さんはこれらの経験を活かして医療の現場で活躍してください。

医学部保健学科を卒業した皆さん、大学院保健学研究科を修了した皆さん。皆さんは、看護師、保健師、助産師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士としての基礎を学び、また、病院をはじめとする医療の現場で様々な研修を積み、医療分野の幅広い学修をしてきました。

皆さんは、「多職種連携によるチーム医療」を実践する重要な一員として、看護や福祉の質の改善にそれぞれの専門性を発揮してください。そして、すべての人の健康的な生活を確保し、福祉を推進するための医療や保健の現場で活躍してください。

工学部・理工学部を卒業した皆さん、大学院理工学府を修了した皆さん、皆さんは科学技術の基礎とその応用について学んできました。情報通信技術の進歩にともない、科学技術の進歩もますます加速しています。我が国も「科学技術イノベーション立国」を国是として、さまざまな取り組みを進めていますが、日本の製造業は、日々、新しい技術を開発していく必要に迫られています。また、カーボンニュートラルを達成する技術などを開発して持続可能社会を実現するという社会的要請もあります。皆さんはこれに応えて新しい科学技術を創出し、「ものづくり」をはじめとする様々な分野でリーダーとなって活躍してください。

さて、皆さんは、在学中に多くの仲間に出会い、学修や研究で、あるいは課外活動などにおいて、時には励まし合い、時には競い合って友情を育み、また、先輩や後輩、そして教職員とも交流して、大切な人との絆を深めてきたと思います。大学生活を通して育まれた人との絆は一生の財産です。是非とも大切にしていただきたいと思います。

そして、今日をもって大学を離れる皆さんは、同窓会や大学とも折に触れて連絡を取ってください。世界中に広がった同窓会のネットワークが皆さんのこれからの 活躍を支えてくれるものと思います。

結びに、本日、学位記や修了証書を手にした皆さんの明るい未来と夢の実現を祈念いたしまして、私からのお祝いの言葉と致します。

令和 3年 3月23日
群馬大学長  平塚浩士

ここで本文終了です
ここからフッターです
ページの終了です