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理工学府物質・生命理工学教育プログラム 博士前期課程1年の仲澤悠未さんと引地真彩さんが、日本化学会 第12回CSJ化学フェスタ2022にて優秀ポスター発表賞を受賞しました

[CATEGORY] 受賞・成果等, 新着情報 [tag]

2022年10月18日から10月20日に東京で開催された日本化学会主催の第12回CSJ化学フェスタ2022において、理工学府物質・生命理工学教育プログラム(分析化学研究室)修士課程1年の仲澤悠未さんと引地真彩さんが優秀発表賞を受賞しました。

仲澤さんの受賞演題は『マイクロ肝臓モデルの開発に向けた肝細胞株と類洞内皮細胞株の三次元共培養条件の検討』です。本研究は、新薬開発において動物実験に替わる非臨床試験に役立てるため、マイクロ流体デバイス内部に肝臓のモデルを構築することをめざしたものです。肝細胞と肝類洞内皮細胞のモデル細胞株をマイクロ流体デバイス内に充填したハイドロゲル中で三次元的に共培養するときの条件検討を行った研究成果を発表しました。本研究は指導教員である佐藤記一教授と共同で行われたもので、将来的に薬物動態の解析において薬の代謝過程を調べたり、薬の肝毒性を試験したりするための解析ツールとして応用されることが期待されます。

引地さんの受賞演題は『過冷却現象を用いた培養細胞の冷蔵保存法の検討』です。本研究は実験のために培養した細胞を、実験に用いない間過冷却状態で保存するための方法の開発を目指したものです。ヒト肝細胞株を培養した状態のまま−4℃で過冷却保存するための冷却速度や復温速度、保存液の種類などについて検討することで、2週間以上の保存を実現した研究成果を発表しました。本研究は、指導教員である佐藤記一教授およびサンデン・リテールシステムと共同で行われたもので、将来的に培養細胞を用いた研究の効率化や、細胞提供機関からの細胞供給に役立つことが期待されます。

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