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大学院理工学府の三輪空司准教授が、2020年度計測自動制御学会・計測部門・部門論文賞を受賞しました

[CATEGORY] 受賞・成果等, 新着情報, 研究・産学連携 [tag]

計測自動制御学会・計測部門では計測分野の活性化をはかることを目的として部門論文賞を設け、受賞前年1-12月号の計測自動制御学会論文誌および英文誌へ掲載された計測分野の論文の中から優れた論文に対して表彰を行っています。本年度は2名が受賞しました。

そのうち大学院理工学府の三輪空司准教授、鈴木智洋君(2019年3月修士修了、現 明電舎)を著者として計測自動制御学会論文誌第55巻8号に掲載された論文「六自由度バケット位置姿勢推定法による地中建機用バケット一体型地中レーダシステム」が本賞を受賞し、オンライン開催された第37回センシングフォーラムにて表彰されました。

本論文は自動車レーダの地中建機版を目指した研究であり、アンテナとバケットを一体化しバケットで掘削を行いながらその下面の地中内部を映像化する手法を提案し、実機のパワーショベルを用いて掘削中のバケット下面の塩ビ管のイメージングに成功しています。手法提案だけでなく実機を用いて実証試験まで行っており、今後の建設機械の無人化施工分野において有効な手法となる点が高く評価されました。

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