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理工学系技術部の西脇拓哉技術職員が、日本文化財科学会第39回大会にてポスター賞を受賞しました。

[CATEGORY] 受賞・成果等, 新着情報 [tag]

 2022年9月10日(土)、11日(日)に千葉大学西千葉キャンパスで開催された日本文化財科学会第39回大会において、理工学系技術部の西脇拓哉技術職員がポスター賞を受賞しました。受賞題目は「群馬県から出土した耳環、76資料380点のXRF測定と統計解析のこころみ」で、公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団 板垣泰之専門員と本学研究・産学連携推進機構機器分析センター 林史夫准教授との共同研究による成果です。また、西脇拓哉技術職員は共用機器XRF(蛍光X線分析装置)の機器担当者として本学の研究支援及び地域創生に尽力しており、今後さらに多くの方々からの種々相談に対応できるよう、専門性の向上を目指し本研究に取り組んできました。

 群馬県には13,249基もの古墳があり、古墳時代に栄えた「東国文化」の中心地であることがわかっています。古墳からは、埴輪・土器をはじめとする数多くの埋蔵品が発見されていますが、それらの科学分析はあまり進んでいません。特に、耳環(イヤリング)といった装飾品の分析は、調査した時期が古い場合はほとんど手つかずです。本研究では、耳環76資料、380測定点もの蛍光X線データを取得し統計学的解析を行うことで、遺跡間の相同性・相違性を俯瞰的に評価することを可能にしました。

 この成果によって、まだまだ知見の少ない東国文化の謎に一歩近づくことができました。

 尚、本成果はJSPS科研費(奨励研究JP21H03870)の助成を受けたものです。ここに記して厚く御礼申し上げます。

 

関連リンク

日本文化財科学会第39回大会 https://www.kuba.co.jp/jssscp2022/

博士前期課程1年高田裕也さんがFIT奨励賞を受賞しました。

 

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