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理工学府 環境創生理工学教育プログラム2年の横澤遼さんが、第23回静電気学会春期講演会でExcellent Presentation賞を受賞しました

[CATEGORY] 受賞・成果等, 新着情報 [tag]

理工学府 環境創生理工学教育プログラム博士前期課程2年の横澤遼さんが、2022年3月1日にオンラインで開催された第23回静電気学会春期講演会でExcellent Presentation賞を受賞しました。受賞したテーマは「透明電極を用いた顕微鏡視野内における局所温度制御技術の開発とPCRへの応用」です。

マイクロ流路注1による顕微鏡視野内で生化学反応を解析する場合、温度を調整した反応液を注入したり、温度制御可能な透明容器内で解析を行っています。しかし、顕微鏡の強烈な励起光が照射されている顕微鏡視野分では設定温度と一致しないと考えられています。その問題を解決するために、指導教員である桂進司教授、大重真彦准教授の指導の下、顕微鏡視野内で生化学反応を観察可能な透明電極であるITO(酸化インジウムスズ)基板を温度センサとして応用することを考えました。その温度特性を検討および透明電極に対する電圧の印加による温度制御を可能にする回路および制御プログラムの作製、そして、実証実験としてRT-PCR(逆転写ポリメラーゼ連鎖反応)によるRNAファージの検出に成功したことを、明瞭かつ、印象的に発表したことが評価されました。

用語解説

(注1)マイクロ流路

マイクロ流路チップ、マイクロ流体デバイス、microTAS(micro Total Analysis Systems)、Lab on a Chipともよばれる。微細加工技術を利用して微小流路や反応容器を作成し、バイオ研究や化学工学へ応用するためのデバイスのこと。

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