【プレスリリース】食品産業盛んな群馬で「食健康」の博士人材育成へ(大学院食健康科学研究科博士課程設置)
2027 年4 月 食健康科学研究科で博士課程設置へ
群馬大学は、2027 年度から大学院食健康科学研究科に博士課程を設置いたします。本学はこれまで、地球温暖化、食料不足、環境汚染などの複合的な社会課題の解決に向け、「食」をテーマとした教育研究に取り組んできました。また、高齢化の進行や生活習慣病の増加など、健康を取り巻く課題の深刻化を受け、2017年に「食健康科学教育研究センター」を他の国立大学に先駆けて設立。医科学・保健学・食品工学・食品生産工学を結集した研究・教育でリードしてきました。
一方、群馬県では食料品関連産業が輸送機器関連産業に次ぐ製造品出荷額を占めるなど、農畜産物を活かした食品産業が地域経済を支える重要な産業となっています。こうした背景のもと、本学は2025 年度に大学院食健康科学研究科(修士課程)を設置。今回新たに博士課程を設置し、「食」と「健康」に関する高度な専門知識・研究能力を備えた博士人材の育成を行っていきます。なお、「食健康科学」での博士号は全国初となります。
〈 新たに設置する博士課程(博士後期課程※1)の概要 〉
| 研究科等の名称 | 食健康科学研究科 |
| 学位の名称 | 博士(食健康科学) |
| 特色 | 食・環境・社会の健康を科学する |
| 入学定員 | 4名 |
| 標準修業年限 | 3年(長期履修制度あり) |
※1博士課程の設置に伴い、区分制博士課程となるため、正式名称は博士後期課程になる。
〈(参考):既存の修士課程(博士前期課程※2)の概要〉
| 研究科等の名称 | 食健康科学研究科 |
| 学位の名称 | 修士(食健康科学) |
| 特色 | 食・環境・社会の健康を科学する |
| 入学定員 | 40名 |
| 標準修業年限 | 2年(長期履修制度あり) |
※2博士課程の設置に伴い、区分制博士課程となるため、現行の修士課程は博士前期課程になる。
学長コメント
群馬大学長 石崎 泰樹
群馬大学では、予測困難な時代に活躍できる高度専門人材の育成を目指し、大学院再編を通じて、研究科の枠を越えた分野横断的な教育・研究を強化しています。
本学が展開する食健康科学は、人、社会、環境の健康増進に資する食の生産、流通、消費について俯瞰的に学び、研究する内容となっており、国内でも特色ある教育・研究領域です。新たに設置する博士課程では、医科学、保健学、理工学などそれぞれの専門分野を基盤としながら、食健康科学に関する分野横断的な知識と研究力を備えた、次世代の食健康分野をけん引する人材を育成します。
地域・社会の「食」と「健康」を支え、食による持続可能な地域活性化と近未来社会創造に貢献することを目指し、大学一丸となって取り組んでまいります。
研究科長コメント
食健康科学研究科長 粕谷 健一
食健康科学研究科では、2027(令和9)年度に博士課程(博士後期課程)を新たに設置いたします。群馬大学では、食健康科学を中長期的に強化する教育研究分野の一つに位置づけ、「エンバイロメンタルヘルス」「ソーシャルヘルス」「ヒューマンヘルス」の3つのヘルスを柱として、食を通じた健康社会の実現を目指しています。本研究科は、この3つのヘルスを教育・研究・人材育成へとつなぐ中核的な場として、環境の健全性、社会の健全性、そしてヒトの健やかな生活を総合的に支える役割を担っています。博士課程(博士後期課程)では、医科学、保健学、食品科学、食品生産工学、環境科学などを幅広く結びつけながら、科学的な根拠に基づいて食と健康の課題に向き合います。そして、健康寿命の延伸、地域産業の発展、環境にやさしい食の生産や材料開発などに貢献できる高度先端人材を育てていきます。食健康の探究を通じて、よりよい未来づくりに挑戦したい皆さんを、心よりお待ちしています。
〈 2027(令和9)年4月入学試験に関する情報 〉 ※3
| 食健康科学研究科(博士後期課程) | |
| 出願期間 | 2026 年11 月9日(月)~11 月13 日(金)(予定) |
| 試験日 | 2026 年12 月11 日(金)(予定) |
| 合格発表日 | 2027 年1 月15 日(金)(予定) |
※3 日程は全て2026(令和8)年、現時点の予定であり、変更となる可能性があります。 後日、ホームページに募集要項を掲載しますので、詳細は必ず募集要項にてご確認ください。
参考資料
■教育研究組織再編の歩み ■教育研究組織改革年表 ■食健康科学研究科の概要(概要・ヘルスプロモーションの実現・カリキュラムの特徴・入学試験)
プレスリリース資料
関連リンク
- 食健康科学研究科ホームページ:https://fphs.hess.gunma-u.ac.jp/
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