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食健康科学教育研究センターの鈴木美和講師(食健康科学研究科)が2026年繊維学会年次大会にて「優秀口頭発表賞」を受賞しました

 2026年6月17日-19日、タワーホール船堀で開催された「2026年繊維学会年次大会」において、食健康科学教育研究センターの鈴木美和 講師(食健康科学研究科 環境調和型材料科学研究室)が「優秀口頭発表賞」を受賞しました。

  • 受賞者: 鈴木 美和 講師(食健康科学教育研究センター、食健康科学研究科 環境調和型材料科学研究室)
  • 学会名: 2026年繊維学会年次大会
  • 受賞名: 優秀口頭発表賞
  • 受賞日時: 2026年6月17日
  • 開催場所: タワーホール船堀
  • 受賞発表タイトル: 「海洋環境における微生物合成および化学合成生分解性ポリエステルの分解挙動」

研究の概要

 群馬大学とJAMSTECは、海洋中で生分解性プラスチックがどのように分解されるのかを明らかにするため、神奈川県横須賀市の海に2種類の生分解性ポリエステル(PHBV、PBSA)のフィルムを設置し、分解の進み方と表面に付着した微生物を詳しく調べました。その結果、両方のフィルムは海中で微生物がつくる酵素により表面から分解され、分解物は微生物に取り込まれて、最終的に二酸化炭素や微生物の体の成分に変換されることが示されました。特にPHBVでは、多様な微生物が分解と利用を担っており、安定した海洋生分解性につながると考えられました。一方、PBSAでは、限られた微生物が分解を担い、別の微生物が分解物を利用する「協力関係」が重要であることが分かりました。この違いが、生分解性プラスチックの種類によって海での分解のしやすさや安定性が異なる理由の一つと考えられます。本研究の成果は、海洋環境でより確実に分解される材料設計や、用途に応じた生分解性プラスチックの選択に役立ち、プラスチックごみによる海洋汚染の低減に貢献することが期待されます。

参考リンク

Suzuki et al., Polymer Degradation and Stability, 247, 111975, 2026 https://doi.org/10.1016/j.polymdegradstab.2026.111975

Suzuki et al., ACS Sustainable Resource Management 2, 343-353, 2025 https://doi.org/10.1021/acssusresmgt.4c00440

食健康科学研究科 環境調和型材料科学研究室

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