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理工学府物質・環境部門 土木環境プログラム コンクリート工学研究室 M1 河原優有さんが 韓国建築施工学会学術発表大会国際セッションにおいてBest Paper Awardを受賞しました

[CATEGORY] 受賞・成果等 [tag]

理工学府物質環境類 土木環境プログラム コンクリート工学研究室 M1 河原優有さんが韓国建築施工学会学術発表大会国際セッションにおいてBest Paper Awardを受賞しました。本学会は、2025年11月13日から二日間にわたり、韓国 Iksan市のWonkwang大学にて開催されました。発表内容は、建築施工におけるカーボンニュートラルに関係する内容であり、全体で65件の発表がありました。

受賞題目:「Residual Strength Properties of Alkali-Activated Materials Using Sodium Orthosilicate after Heating」

本論文は土木環境プログラム小澤教授、小山助教との共著です。近年、地球温暖化を緩和し環境負荷を低減するため、カーボンニュートラル施策が推進されています。建設業界においても、産業副産物をセメントの代替材料として利用する取り組みが注目されています。その中でも、アルカリアクティベートマテリアルは、従来のセメント系材料に代わる有望な代替材料です。本研究では、セメントの代わりにアルカリ活性材料としてオルトケイ酸ナトリウムの粉体を使用し、活性フィラーに高炉スラグとフライアッシュを用いた配合を対象として、高温加熱後の残存強度特性を明らかにした点が評価されました。

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