【プレスリリース】待つか?あきらめるか? 未来の報酬を待ち続けるための脳機能を解明
情報学部 地村弘二教授は、慶應義塾大学大学院理工学研究科の新滝玲子大学院生(研究当時)、田中大輝大学院生(研究当時)と共に、大学共同利用機関法人自然科学研究機構生理学研究所の定藤規弘教授(兼任)、吉本隆明大学院生(研究当時)、一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科教授の鈴木真介教授、株式会社アラヤの近添淳一チームリーダーとの共同研究で、ヒトが未来の報酬を待ち続けるには前頭前野と海馬における将来の期待を反映する脳活動が重要であることを発見しました。
今回の結果は、報酬を得た過去の経験に基づいて「待つか、待つのをやめるか」という決定をヒトが連続的に行う状況で、前頭前野と海馬の活動の時間的変化が行動に重要な役割を果たすことを示唆しています。
この研究はアメリカの学術論文誌Cerebral Cortexで2024年5月25日に発表されました。
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待つか?あきらめるか? 未来の報酬を待ち続けるための脳機能を解明