大学院理工学府博士前期課程1年中島未椰さんがFIT奨励賞を受賞しました。
電子情報部門加藤研究室所属 博士前期課程1年 中島未椰さんが、第21回情報科学技術フォーラムFIT2022において登壇し、「深層CNNによるレーザ超音波可視化試験における欠陥検出と位置推定」という題目の発表を行い、FIT奨励賞を受賞しました。
中島未椰さんの発表は、理工学府環境創生部門の斎藤隆泰准教授と情報学部加藤毅教授との共同プロジェクトの成果の一部でした。その研究プロジェクトは、レーザ超音波による非破壊検査において、レーザ超音波の照射によって得られる信号から人工知能を用いて欠陥の有無の自動判定を行うアルゴリズムを開発するというものです。本研究では、このタスクの性質を注意深く観察し、一般物体検出で用いられているアルゴリズムをこのタスクに適したものにすることで、精度向上を実現しました。その有用性について中島未椰さんの発表は高く評価され、FIT奨励賞に選ばれました。
関連サイト