【プレスリリース】脊椎手術の術後感染、「過去の入院歴」が大きく影響する可能性
-群馬大学らが3,275例を解析し、新たなリスク因子を明らかに-
本学大学院医学系研究科整形外科学の研究グループは、群馬県内の大学病院・基幹病院・脊椎専門病院の3施設(群馬大学医学部附属病院、前橋赤十字病院、群馬脊椎脊髄病センター)と共同で、2019年から2024年に行われた3,275例の脊椎手術データを解析し、「過去の入院歴」が術後の創部感染(SSI)リスクを大幅に高めることを明らかにしました。
本研究成果は2025年11月に国際医学雑誌『Spine Open』に掲載されました。
今回の成果は、脊椎手術の安全性向上に向けた新しい視点を提供するものであり、これまで見過ごされがちだった「入院歴」という日常診療で簡単に得られる情報が、「手術のタイミングを判断する材料」や「感染対策を強化する手がかり」として活用できる可能性を初めて示しました。
プレスリリース
脊椎手術の術後感染、「過去の入院歴」が大きく影響する可能性
-群馬大学らが3,275例を解析し、新たなリスク因子を明らかに-
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