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物質・環境部門(材料科学プログラム)の西田進一助教が一般社団法人軽金属学会の軽金属躍進賞を受賞しました

[CATEGORY] 受賞・成果等 [tag]

物質・環境部門 材料科学プログラムの西田進一助教が一般社団法人軽金属学会の軽金属躍進賞を受賞しました。本賞は軽金属学に関わる学術研究および技術開発の発展に顕著な功績をあげ、軽金属学会における今後の発展が期待される者を顕彰するものへ贈られます。研究題目は「軽金属の塑性加工と鋳造と半凝固加工とIT」です。表彰式は2025年11月7日に執り行われました。

受賞理由は下記の通りです。西田助教は、マグネシウム合金およびアルミニウム合金の金属加工技術に関する研究に携わってきました。薄板連続鋳造では、メルトドラッグ法ならびに双ロール法で薄板製造を可能にする条件を明らかにしたほか、発泡金属プリカーサの新たな製造方法を提案しました。プレス成形では、成形時の板厚減少の挙動を明らかにしました。粉末冶金では、有限要素法を用いた解析技術を導入し、圧粉成形時の密度分布の変化を予測可能にしました。半凝固加工では、溶湯撹拌冷却法による半凝固鍛造を実施し、高強度展伸用合金の適用の可能性を見出しました。さらにLoRaWANを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)により、金属加工現場での熱中症対策にも取り組んでいます。軽金属学会においては、大会運営委員会、男女共同参画委員会、若手の会世話役、常設部会展伸材製造プロセス、関東支部運営委員会、大会実行委員会の各委員ならびに春秋大会のハイブリッド運営を長年にわたり担当しており、第147回秋期大会では副実行委員長を務めました。その貢献は非常に大きいものです。以上のように、西田助教は軽金属の加工技術に関する多岐にわたる研究を積極的に推進し顕著な学術業績を挙げており、今後のさらなる発展と活躍が期待されます。

本研究は、群馬大学太田キャンパス、ものづくりイノベーションセンターにて実施しました。また、「一般財団法人 地域産学官連携ものづくり研究機構」の支援を受けました。ここに感謝申し上げます。

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