【イベント/荒牧/中央図書館】ギャラリー展示「殿様の猫絵ー新田岩松家の粉本からー」開催中です(~10/31)
中央図書館が所蔵する貴重図書コレクションの「新田文庫」から、新田岩松家の「粉本(絵の習作・模写)」35点を展示公開します。
粉本(ふんぽん)とは、絵画の下絵や模写で、いわば習作のようなもの。朱書きの修正跡、色や技法の指示が書かれたものも残されています。新田文庫の粉本は、18世紀以降、新田岩松家の孝純(たかずみ)・義寄(よしより)・徳純(よしずみ)・道純(みちずみ)・俊純(としずみ)の5代の殿様が描いたものや狩野派絵画の模写が残されており、猫や七福神、龍、山水画など1,264点に及びます。代々の殿様が丹念に画技を学んでいた過程が分かる、大変貴重な資料です。なかでも、殿様が描く「猫絵」は養蚕農家の鼠除けの効果があるとして、大変重宝されていました。
まとまった粉本の展示としては、2015年以来10年振りとなります!ぜひこの機会に、新田岩松家の殿様が残した絵と庶民生活の繋がりに触れていただけたらと思います。
ギャラリー展示「殿様の猫絵ー新田岩松家の粉本からー」
展示期間:2025年10月7日(火)~10月31日(金)
※10月11日~13日は休館。
展示場所:群馬大学 荒牧キャンパス内(前橋市荒牧町4-2)
総合情報メディアセンター中央図書館1Fギャラリー
入場無料
チラシ
※クリック(タップ)すると大きくPDFが表示されます。
関連リンク
詳しくはこちらをご覧下さい。