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第277回日本循環器学会関東甲信越地方会において、医学部医学科6年生の谷中晴香さん、5年生の勝井悠里さんが優秀演題賞を受賞しました

[CATEGORY] 受賞・成果等, 在学生の活躍, 新着情報 [tag]

2025年9月13日に東京ステーションコンファレンスで開催された第277回関東甲信越地方会にて、医学部医学科6年生の谷中晴香さんが「Student award」、5年生の勝井悠里さんが「Case Report Award」として優秀演題賞を受賞しました。

谷中晴香さん演題:
「睡眠時無呼吸症候群症例におけるCPAP導入後の『寝落ち』が何を意味するかを考える」

睡眠時無呼吸症候群の治療として用いられるCPAP療法において、装着前に寝てしまう「寝落ち」が治療実施の妨げとなることが問題視されています。
調査の結果、「寝落ち」はCPAPの治療継続率(アドヒアランス)を低下させる重要な要因であることが示されました。特に、若年でBMIが高い患者ほど「寝落ち」が起こりやすい傾向があり、これらの患者に対しては、CPAP治療効果を十分に引き出すために、よりきめ細やかなフォローアップや適切なアドバイスが必要であると報告しました。

勝井悠里さん演題:
「ステロイド治療による心拍応答の改善を運動負荷心エコーで観察しえた心臓サルコイドーシスの一例」

サルコイドーシス患者では、心臓の電気信号に障害が生じることがあり、その結果、運動時に心拍数が増加せず、呼吸困難などの症状が現れることがあります。
群馬大学では運動負荷心臓超音波検査を実施しています。この検査方法を用いて、サルコイドーシスに対するステロイド治療が心臓内の電気伝導を改善し、心拍出量も増加することを報告しました。運動負荷心臓超音波を併用した点が非常に特徴的であり、群馬大学独自の発表内容となっています。

第277回日本循環器学会関東甲信越地方会(循環器内科学)

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