【プレスリリース】食事中にさらに食べたくさせる神経細胞を特定
代謝シグナル解析分野の河野助教らの研究グループは,食事の消費行動を促進し、食べる時間を延長させる働きをする神経細胞を明らかにしました。この神経細胞は、視床下部室傍核のドーパミンニューロン群で、マウスを使った研究により、「食べ物を消費する(食べる)」段階で活性化し、摂食時間を延長し、摂食量を増やすことが分かりました。今回明らかにした消費行動を促進する神経経路は、人間においては、肥満に伴う食べ過ぎを引き起こす神経経路であることが推測されます。今後の肥満の予防法や治療法の開発の進展につながることが期待されます。
・雑誌名:Proceedings of the National Academy of National Academy of Sciences (PNAS)(米国科学アカデミー紀要)
・公開日:2025年3月28日
・タイトル:Dopaminergic neurons in the paraventricular hypothalamus extend the food consumption phase
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