大学院理工学府 物質・生命理工学領域博士後期課程2年の鈴木允人さんが、化学とマイクロ・ナノシステム学会 第49回研究会にて優秀発表賞を受賞しました
2024年6月1日-2日東京農工大学・小金井キャンパスで開催された化学とマイクロ・ナノシステム学会 第49回研究会において、分子科学部門・生命分子機能化学研究室(神谷厚輝研究室)所属の博士後期課程2年の鈴木允人さんが優秀発表賞を受賞しました。
鈴木さんの受賞題目は『外部刺激に応答した脂質-タンパク質非対称膜小胞内膜上でのタンパク質集積』です。本研究は、外膜をリン脂質、内膜を両親媒性タンパク質で構成した非対称膜リポソームを作製し、外部刺激に応答した小胞の内膜上での2種類の蛍光タンパク質の同時集積と、2種類の蛍光タンパク質の近接状態を観察しました。今後、小胞内膜上での効率的な酵素反応を可能にする複雑な人工細胞モデルとしての応用が期待されます。