大学院理工学府 環境創生理工学教育プログラム・環境創生理工学領域地盤工学研究室(若井研究室)より学生3名の受賞がありました
5th International Conference on Geotechnics for Sustainable Infrastructure Development (GEOTEC HANOI 2023)において、博士後期課程2年Li Yuanyingさんが Young Scientist Awardを受賞しました
2023年12月14日(木)~12月15日(金)にベトナムのハノイ市のNational Convention Centerで開催された5th International Conference on Geotechnics for Sustainable Infrastructure Development (GEOTEC HANOI 2023)において、環境創生理工学領域地盤工学研究室(若井研究室)の博士後期課程2年Li Yuanyingさんが Young Scientist Awardを受賞しました。
Li Yuanyingさんの受賞題目は“Finite element simulation for creep behavior actualized before the landslide due to groundwater fluctuations based on centrifuge model test” です。本研究は、遠心模型実験で観測されたクリープ挙動を、新しく提案された有限要素法を適用し地すべりのクリープ挙動を再現したものです。本解析手法の妥当性を確認できることで、将来発生する地すべりの予測に役立てられます。
第20回地盤工学会関東支部発表会(Geokanto2023)において、博士前期課程2年武井祐哉さんが優秀発表者を受賞しました
2023年11月22日に、国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された第20回地盤工学会関東支部発表会(Geokanto2023)において、環境創生理工学教育プログラム地盤工学研究室(若井研究室)の博士前期課程2年武井祐哉さんが優秀発表者を受賞しました。
武井さんの受賞題目は「キルギス共和国アク・べシム遺跡における土壁で観察された地盤変状の解析的検討による原因究明」です。本研究は、キルギス共和国アク・べシム遺跡を構成する土壁の変状を弾塑性FEM解析で再現することを試み、変状要因の検討を行ったものです。変状原因が解明できればアク・べシム遺跡で行われている発掘調査において役立てられます。
令和5年度土木学会全国大会第78回年次学術講演会において、博士前期課程2年須藤皓介さんが優秀講演者として表彰されました
2023年9月14日-15日に広島大学、広島工業大学で開催された令和5年度土木学会全国大会第78回年次学術講演会において、環境創生理工学教育プログラム地盤工学研究室(若井研究室)の博士前期課程2年須藤皓介さんが優秀講演者として表彰されました。
須藤さんの受賞題目は「三次元動的弾塑性FEMを用いた石垣の地震時挙動の把握」です。この研究では、熊本地震によって被災した熊本城の石垣を想定した振動台実験を、有限要素法(FEM)を用いて再現し、内部応力状態から石垣を不安定化させる挙動を把握しようと試みたものです。FEMを用いて石垣の挙動を正確に再現・把握できれば、効率的な耐震補強工法の設計に役立てられます。