大学院理工学府・電子情報部門の弓仲教授らによる新概念の情報処理に関する共同研究の成果が学術雑誌の表紙にも紹介されました
電子情報部門の弓仲康史教授、東北大学および北海道大学のグループとの共同研究による研究成果が、米国物理学協会のApplied Physics Letters論文誌に掲載されました(論文タイトル:Perspective on Spin-Based Wave-Parallel Computing)。
本論文は、弓仲教授も共同研究者として参画しているJST CREST「情報担体を活用した集積デバイス・システム」領域の「波動性情報担体を用いた固体多重情報基盤の創出」(研究代表:好田誠・東北大学教授)の研究プロジェクトを紹介したものです。
本研究は、情報担体として、光の多重性、電子スピン、磁性体のマグノンなどの性質を活用し、複数の情報を多重化した状態で伝送・情報処理・記憶を行う新概念の情報処理の提案であり、独創的なアイディアが高く評価され、論文誌のフロントカバー(表紙)に選出されました。