重粒子線医学研究センター生物学部門の吉田由香里助教が「国際癌治療研究協会賞」受賞
重粒子線医学研究センター生物学部門の吉田由香里助教が、国際癌治療増感研究協会において「国際癌治療増感研究協会賞」を受賞しました。
2026年6月6日(土)に開催された「第30回癌治療増感研究会(場所:伊香保・森秋旅館)」にて、授賞式および受賞講演が行われました。
「国際癌治療増感研究協会賞」は、癌治療増感に関する研究で顕著な成果を挙げた研究者に対して授与される賞であり、近年では数年に一度だけ贈られる特別な賞となっています。
今回は、癌治療増感に関する「炭素線によるFLASH効果の検証とその機序の解明」の研究成果が評価され受賞へとつながりました。
「FLASH効果」とは、従来の1,000倍以上の超高線量率(一瞬)で放射線を照射すると、がんへの治療効果を保ちながら、周囲の正常組織へのダメージを軽減できるという効果であり、世界的に注目されています。 重粒子線(炭素線)治療においても、より副作用を抑えた次世代の治療法としてその効果は期待されており、FLASH効果の有無やメカニズムの解明に関する研究が進められています。
受賞テーマ:
「炭素線によるFLASH効果の検証とその機序の解明」
吉田由香里助教コメント:
今回の受賞は、これまでの地道な基礎研究の積み重ねが評価されたものと思い、大変光栄に存じます。
受賞にあたり、日頃より議論を交わし支えてくれた研究室の皆様に心より感謝申し上げます。
今後も本受賞を励みに、より一層精進して参ります。