【プレスリリース】オメガ3脂肪酸の摂取は低糖質・⾼タンパク質⾷による認知機能の低下を防ぐ
群⾺⼤学共同教育学部の島孟留准教授らの研究グループは、健康なマウスを⽤いて、オメガ3脂肪酸(EPA、DHA)の摂取が、習慣的な低糖質・⾼タンパク質⾷摂取による作業記憶機能の低下を防ぐことを⾒出しました。
低糖質・⾼タンパク質⾷(LC-HP⾷)は、その健康的なイメージから、市場拡⼤を続けています。しかしながら、LC-HP⾷の習慣的な摂取による健康の維持・増進効果の多くは、肥満者や糖尿病患者での結果であるため、あらゆる⼈に有効であるかどうかは議論の余地があります。特に同グループはこれまでに、習慣的なLC-HP⾷摂取が健康なマウスの作業記憶機能を低下させることを報告しており、盲⽬的な摂取の危険性を⽰唆していました。今回の研究により、オメガ3脂肪酸の摂取が、習慣的なLC-HP⾷摂取による健康なマウスの作業記憶機能の低下を防ぐことを⾒出しました。特にDHAの摂取は、LC-HP⾷による海⾺内のLrp6およびDcx mRNA発現の低下も防ぎました。これらのことから、オメガ3脂肪酸、とりわけDHAの摂取が、LC-HP⾷摂取に伴う海⾺の神経可塑性の低下を防ぐことで、作業記憶機能の維持に貢献することが⽰唆されました。
今後、本研究成果を基盤として、ヒトの脳機能を保つ⾷習慣や⾷品の発展に期待がかかります。
本研究成果は、2026年1⽉27⽇に、「Prostaglandins, Leukotrienes and Essential Fatty Acids」オンライン版 で公開されました。
詳細は以下プレスリリースをご覧ください。
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オメガ3脂肪酸の摂取は低糖質・⾼タンパク質⾷による認知機能の低下を防ぐ
