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卒業生インタビュー卒業生インタビュー

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医学部医学科の先輩に聞く

学生時代に得た知識や技術、築いた人間関係が、
医療現場で生きている

髙橋 慶一郎さん 髙橋 慶一郎さん

髙橋 慶一郎さんTakahashi Keiichiro

群馬大学医学部附属病院 内分泌糖尿病内科勤務
医学部 医学科 2019年度卒業
(群馬県立高崎高等学校 出身)

北関東に広くネットワークを持つ群馬大学の強みを感じた

地元の大学で、地域医療の中核を担ってきた実績があることから群馬大学を志望しました。豊かな自然の中でスポーツやアウトドア、温泉など、学生生活を充実させられる環境も、群馬大学の魅力だと思います。
医学科での勉強は、国家試験に向けた専門科目が多くを占めていました。加えて、研究室での基礎研究の実習や病棟で臨床実習を行い、医学・医療の実践に必要な多くのことを学びました。高度な研究や診療に携わる先生方が、熱意をもって最新の研究や臨床現場での経験則などを丁寧に教授してくださいます。疑問点があるときにも、親身に対応してくださり、とても心強かったです。

特に印象に残っているのは、2年次の解剖学講座です。4人1組で約1カ月かけてご遺体を解剖するのですが、医療職の専門性を改めて意識する大変貴重な機会となりました。4年次から6年次にかけては病院での臨床実習があります。実際に患者さんを受け持ち、指導医の先生と一緒に疾患の評価や治療方針の検討等をしていきます。患者さんやさまざまな職種の方々と直接やり取りをし、その中でしか学べないことがたくさんあって毎日が新鮮でした。現在の医療は、患者さん本人を含めて医療チームを構成し、協働して治療に当たることが大切です。出会った方々がどのような考えや価値観を持ち、自分はどう向き合えばよいかを考えることを大事にしました。実習先は群馬大学附属病院以外に、県内外の協力施設もありました。さまざまな医療現場で学べるのは、北関東に広くネットワークを持つ群馬大学の強みだと思います。

高度化・専門化する医療のなかで実力を発揮したい

学業以外にも医学科学友会に入り、学習環境の整備やサークル活動の支援、行事の手伝いなどを行いました。同窓会報の編集委員も務め、県外で活躍されているOBの先生方にインタビュー取材したのも良い経験でした。
学生時代に得た知識や技術は、現在の診療や研究の現場にそのまま活きていますし、活かさなければならないという責任も感じています。また、恩師や先輩・友人には、現在でも仕事の相談等でよく助けられています。学生時代に人間関係を築くことも大切ですね。

髙橋 慶一郎さん

現在は卒業後3年目で、内科専門医資格の取得を目指し日々経験を積んでいる最中です。まだまだ長く険しい道のりが続きますが、これまでに培ったものを信じて、周囲から信頼される医師を目指し精進していきたいと思っています。

群馬大学は皆さんの「学びたい」「社会に貢献したい」という熱意に必ず応えられる場所です。受験は長丁場で苦しいと思いますが、その先にあるものを信じて、心身の健康に気をつけながら頑張ってください。

※この画面の情報は、全て取材した時点のものになります。