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卒業生インタビュー卒業生インタビュー

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情報学部の先輩に聞く

大学の学びや経験で得たものは、すべて今に繋がっています

一場 穂乃佳さん Ichiba Honoka

博報堂プロダクツ勤務
社会情報学部 社会情報学科(当時) 2023年度卒業
(群馬県立前橋女子高等学校 出身)

想像以上の幅広い学びを体験できた

社会情報学部(現在の情報学部)があったことが群馬大学を選んだ大きな理由です。高校生当時は心理学に興味があったのですが、扱う分野は文理融合で幅広いことを知り、学んでみたい好奇心を掻き立てられました。

また、GFL 育成プログラムで海外留学や国際交流などに取り組めることも魅力的でした。ずっと夢だった長期交換留学に行くことは入学時の目標の一つで、通常、留学は2年次に行くことが多いのですが、コロナ禍の影響で延期に。やっと叶うはずだった留学がどうしても諦めきれずに相談したところ、先生方が留学に必要な調整やアドバイスをしてくださり、大学3年次にイギリスへ留学することができました。私一人の力では叶わなかった夢の実現に力を貸して頂いて、心から感謝しています。ゼミの先生だけではなく、学生のやりたいことを後押しし、上手に導いてくださる方がたくさんいらっしゃり、恵まれた環境だったと思います。

学びの幅広さは想像以上で、心理学系はもちろん、SNSを活用する講義や、演劇の授業、苦手だと思い込んでいたプログラミングが意外と面白かったことは自分でも驚きでした。中でも記憶に残るのは、「プロジェクト科目」。実践型の授業で「コロナ禍でも遊園地で安心して楽しく遊べるようにするにはどのような工夫が必要か?」というテーマを議論し、チームで遊園地に提案に行きました。一連の作業は時間もかかり難しく感じましたが、やり終えた達成感や遊園地の職員の方々の「なるほど!」という反応にやりがいを感じました。

コロナ禍でサークルや部活に入る機会を逃してしまったという友人の話を聞き、私の好きなテーマパークを一緒に楽しめるようなサークルを設立する経験もしました。ゼロから始めるのは想像以上に大変でしたが、たくさんのメンバーと好きなものをシェアできる楽しい時間を過ごせましたし、今でもそのサークルは存続しています。「楽しかった」と言ってもらえたことで努力が報われました。やりたいことは全部やる精神でチャレンジして良かったです。

現在は総合制作事業会社でおまけやノベルティ・販売品などを製作する事業本部に所属しており、企画提案から生産管理まで一貫して行うプロデューサーとして仕事をしています。遊園地の課題解決を提案した経験や、サークル設立を通して体験した「誰かを楽しませるもの・ことをつくる」という点は、今の仕事に繋がっていると感じています。ただつくって終わりではなく、それを手にする人を想像し、つくり出した先にある世界までも見据えていけるプロデューサーになれるよう勉強中です。

自然豊かで穏やかなキャンパスで、好きなものをとことん勉強して、好きなことに思いきりチャレンジできた経験は、今振り返ってもキラキラした時間だったと思います。受験勉強は辛いこともあるかもしれませんが、そんな時は大学を楽しんでいる自分を想像してみてください。想像できるならきっと大丈夫。群馬大学でたくさんの学びを得られますように。

※この画面の情報は、全て取材した時点のものになります。