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「迷ったらやってみる」をモットーに 群馬大学には挑戦できる環境がある 理工学部 電子・機械類 機械プログラム
佐藤 凜歩 さん

広い視野を身に付け、何でも挑戦し、
充実した大学生活を過ごすことができた

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航空機や鉄道といった乗り物が好きで、機械工学を学べる地元の大学として群大の理工学部を選びました。また、私には「広い視野を獲得したい」という人生の大きな目標があります。群大では1年生の頃に文理問わず幅広い講義を受けられ、地域貢献の活動も盛んなことから、自分の興味ある分野のみにとらわれず、さまざまな経験をしながらより広い視野で物事を見ていく力が身につけられると感じました。私は「迷ったらとりあえずやってみる」をモットーに、持ち前のフットワークの軽さを活かして学業以外の活動にも挑戦を続けてきました。

サークル活動は、「学生フォーミュラ」に所属しました。1年間をかけてフォーミュラカーを学生自ら設計、製作、走行を行い、さらに製作に必要な資金集めも行っているベンチャー企業のようなサークルです。サークルの代表も務め、車両製作だけでなく、スポンサーの会社様への訪問や書類づくり、チーム運営などのマネジメントにも携わりました。学生フォーミュラ大会のプレゼンテーション審査では80チーム中4位、7位という好成績を残すこともでき、大変だけど努力が報われて嬉しかった瞬間です。

また、理工学部が行っている取り組みの一つであるマイスター育成プログラムにも参加していました。研究室に所属する前から、分析機器などの原理を学んで研究・開発・地域貢献に活かせる即戦力の人材を育成するプログラムです。企業や研究室からの依頼分析を引き受ける機会もあり、貴重な経験を積ませていただきました。他にも学園祭の実行委員や桐生市民との懇親会への出席、講義の字幕付けの学内アルバイトまで、自分にできることで少しでも興味があれば飛び込んできた大学生活は、本当に充実していてあっという間に日々が過ぎていきます。

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1年生から3年生にかけては機械工学を中心に学んできましたが、現在は「流体理工学研究室」に所属しています。機械系を選ばなかったのは、より知らないものを学びたいという好奇心からです。研究室では「スローバス導入時の交通流の変化」について研究を行っています。実際に桐生市で運用されているスローバスを例に、どのくらいの交通量だと渋滞が起きるかなどをシミュレーションで予測して、より快適で安全に利用できる交通機関にすることを目的としています。スローバスは桐生での運用が上手くいけば、全国にも広げていける可能性を秘めています。地域密着の題材でありながら、社会に貢献できる研究ができるのは誇らしいです。

卒業後は自動車メーカーへの就職が決まっているので、皆さんの身近にある自動車をはじめとした乗り物を、心から安心して快適に使ってもらえるような製品の開発を行っていきたいと思っています。エンジニアとしての視点だけでなく、群大で得た幅広い視野を生かし、製品に反映していきたいです。

大学生活における「自由」は最も良いところでもあり、最も落とし穴になりうるものでもあります。群大は挑戦を応援してくれる環境が整っています。たくさん挑戦して、たくさん失敗して、たくさんの経験を自分の糧にしてください。どんな4年間になるかはあなた次第です。

※この画面の情報は、全て取材した時点のものになります。