桐生高等工業学校(現 群馬大学理工学部)卒業
まるた よしお
丸田 芳郎 さん (1914-2006)
現場主義をモットーに、研究・生産・販売を網羅した卓越した技術と経営手腕により、今日の花王の基礎を築いた「中興の祖」といわれている。聖徳太子を崇拝し、禅学への造詣も深く、これが丸田哲学の基本となっている。
「わが人生観 わが経営観」「心身学道」など自著と、丸田氏を題材とした 本が多数出版されている。
経歴
昭和10年(1935) | 桐生高等工業学校(現 群馬大学理工学部)応用化学科卒業 |
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昭和10年(1935) | 大日本油脂㈱(花王石鹸㈱の傍系会社)に入社 |
昭和23年(1948) | 工学博士(京都大学) |
昭和25年(1950) | 時代の先端を行く合成洗剤を開発し、事業転換に貢献 |
昭和29年(1954) | 花王石鹸㈱(現 花王㈱)と合併の時に取締役となる |
昭和46年(1971) | 同社 社長(在任19 年) |
昭和53年(1978) | 花王財団より、しだれ桜など多数の寄贈があり、今日の理工学部キャンパスのシンボルとなっている |
平成2年(1990) | 同社 会長 その後、相談役 |
平成3年(1991) | ドイツ連邦共和国功労勲章大功労十字章 |
平成7年(1995) | 勲二等旭日重光章 |
平成10年(1998) | 同社 退任 |