医学部卒業・大学院医学研究科博士課程修了
かさはら むれお
笠原 群生 さん (1966-)
小児生体肝移植で世界一の手術数を行い、10年生存率は、全国平均80~85%を大きく上回る92%を記録するなど小児生体肝移植の世界的な権威である。困難を極めていた体重5キロ以下の乳児に合わせた、肝臓の切り出し方を考案し、世界中から注目を集めた。「やるのではない、やりきる」ことを信念とし、世界でもトップクラスの手術数を経験した後も、手術の前には必ず類似した過去の手術記録を確認し、万全の準備で、あらゆる限りの手を尽くす医師である。
経歴
平成4年(1992) | 群馬大学医学部卒業 |
---|---|
平成11年(1999) | 群馬大学大学院医学研究科博士課程修了 |
平成15年(2003) | 京都大学移植外科医長 |
平成17年(2005) | 国立成育医療研究センター移植外科医長 |
平成23年(2011) | 国立成育医療研究センター臓器移植センター長 |
平成28年(2016) | Universitas Indonesia, Adjunct Professor |
令和4年(2022) | シンガポール大学客員教授 |
令和4年(2022) | 国立成育医療研究センター病院長 |