卒業生インタビュー

INTERVIEW
Sakai Takafumi
坂井 貴文
Profile
群馬大学教育学部理科専攻卒業、教育専攻科修了、埼玉県公立高等学校教員、群馬大学内分泌研究所助手等を経て、埼玉大学理学部教授、理学部長、理工学研究科長等を歴任。 2020年、埼玉大学学長就任
College Life

大学生活

度胸がついた在学時のいろいろな経験。
心の免疫をいろいろ失敗しながらつけていく。

在学時は、勉強ももちろんですが、それと同じくらいに、勉学以外のこと、例えば、サークルやアルバイトなどで、いろいろな経験を積みました。サークルは、物理部を友人と一緒に作ったんですよ、あまり活動しなかったけれど(笑)。大学寮(養心寮)にも入っており、そこでは、同級生だけでなく、学部や年齢を超えた幅広い人間関係を築くことができました。やんちゃでしたが、度胸がつく経験を在学時に経験することができました。
心の免疫をつけることが大事で、つらいと思うことでも、乗り越えるとその免疫はつくような気がします。大学生は、ある程度、失敗が許される時期でもあるため、臆することなく、色々なことに積極的に挑戦をして欲しいと思います。


ESSに入部した直後に何大学かが集まってジョイントミーティングを行ったときの写真

Profession

仕事

時代の流れや社会のニーズにそった大学に求められるあり方を常に意識する。

自分と異なる価値観・バックグラウンドを持つ人たちとのつながりを大事にしていることから、すべての学部が1つのキャンパスに集まっている埼玉大学の強みを十分にアピールして、活用したいと思っています。流動的で、学部横断的に、目的を持った知識修得の機会が得られる環境づくりを重視しています。
人間の厚みを増すという意味で「教養」教育は大事で、自分の考えを相対化して、いろいろな背景を持つ人たちとの対話を可能にすると思います。
また、大学に求められる役割として、「教育・研究・社会貢献」は普遍的な活動ですが、そのやり方は常に変化していくため、時代の流れや社会のニーズに柔軟にそっていけられるよう意識したいと思います。

Message

群大生へのメッセージ

意識して、多世代の人たちと交流すること

意識的に人と会う機会を作って話をし、コミュニケーションの経験を積んで欲しいと思います。多世代の人たちと広く関わり、自分の専門以外の知識も広く集めていくこと。アルバイトや旅行も経験値を上げるために有効ですよ。

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