卒業生インタビュー

INTERVIEW
Shirakura Kenji
白倉 賢二
Profile
群馬大学医学部医学科卒業
群馬大学医学部附属病院リバビリテーション部長、大学院医学系研究科医科学専攻教授を経て、医科学専攻リハビリテーション医学分野を創設
アメリカ・Michigan State University留学(1994年)
2015年4月、群馬大学名誉教授に就任
現在、群馬県済生会前橋病院リハビリテーションセンター長、
群馬大学医学部医学科同窓会 刀城クラブ会長、
公益財団法人 日本スポーツ医学財団 理事
College Life

大学生活

在学中はさまざまな経験から学びを得られた

在学中は、今の大学生と同じようで、勉学と部活の毎日でした。在学中は、カナダへ単身留学し、人種差別や人間関係の問題など、様々なことを経験し、そこから学びを得ました。

大学の図書館が思い出の場所としてあります。その2階から、あこがれの人が通りがかるのを目で追っていました。

Profession

仕事

整形外科医として、患者さんのためだけを考える

整形外科を選んだのは、「死」と対峙する場面を避けられるのではないかと思ったふしがあったからかもしれません。ただ、私は、医師として、他から「もうダメだ」と言われた患者さんでも、引き受けて、「何とかしてやるぞ」という気概で日々の診療にあたっていました。自分が治療した患者さんが、今でも元気にしている様子をみると、整形外科医のやりがいを感じます。医師の本質を思います。

群馬大学医学部リハビリテーション部の初代教授として

群馬大学医学部リハビリテーション部は、2002年4月に創設されました。当時は、リハビリテーション医学講座を開設している国立大学は、群馬大学を含めて4校しかなく、私は、この新しく立ち上がった講座を率いるトップとして、初代教授に就任しました。ゼロからのスタートだったため、あまりしがらみがなく、自分の思い描くビジョンで組織をつくりあげる機会に恵まれたことは、幸運なことでした。

医学部同窓会、刀城クラブが果たす役割

刀城クラブは、同窓生の会員相互の交流をはかり、大学、地域、医学の発展に寄与するといった様々な役割を担っています。同窓生は社会と大学をつなぐ重要な財産で、そういう意味で、大学経営上も重要になってきます。同窓生の組織の長として、同窓会の会員と連携して、群馬大学を盛り上げられるよう尽力したいと思っています。刀城クラブを法人化した目的もその1つです。

Message

群大生へのメッセージ

確固たる価値観・信念を持つこと

自分がこうでありたいと思う確固たる価値観・信念を持って、自分を楽しませる人間になって欲しい。それが、今後、何十年と生きていく中で、とても重要になると思います。

創基150周年記念事業への
ご寄附のお願い
地域に貢献し、魅力ある大学を目指す群馬大学へご支援をお願い申し上げます。
ご寄附は「創基150周年記念事業」や学生支援を含む「大学運営全般に係る事業」に
活用させていただきます。
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