平成23年度地域貢献事業
総合情報メディアセンター 「群馬県地域共同リポジトリ」の構築

平成23年度地域貢献事業

担当者 : 総合情報メディアセンター(図書館) 土師守 副課長

事業概要

 本事業は、平成18年度に国立情報学研究所が公募した「次世代学術コンテンツ基盤共同構築事業」としての委託を受け構築した「群馬大学学術情報リポジトリ:GAIR」を地域共同リポジトリ向けにカスタマイズし、インターネットを介し公開するものである。

 これはGAIRが5年を経過しシステム更新の必要性が生じたこともあり、本学が常任幹事館として運営に参画している群馬県大学図書館協議会加盟館及び県立図書館の参加による地域連携の推進、強化を目途に構築したもので、名称を「AKAGI:AcademicKnowledgeArchivesofGunmaInstitutes」とし、平成24年4月に正式運用を開始した。現在の参加機関は、県内の15大学、4短大、1高専及び県立図書館となっている。

実施事業等

 本事業では、群馬県大学図書館協議会加盟の20大学等の研究成果及び県立図書館の所蔵する郷土資料等の知的財産を地域共同リポジトリAKAGIへの蓄積・保存・公開の対象コンテンツとしている。

 4月10日現在の収蔵コンテンツ数は合計5,280件。内訳は、(1)学術雑誌論文3,020件、(2)紀要論文1,691件、(3)学位論文53件、(4)会議資料6件となっている。上記以外のコンテンツとしては、館報、Newsなどの広報誌、貴重書、古地図などがある。

 今後は、まだ研究成果等をリポジトリに登録していない参加機関にも協力要請を行うとともに広報・教育に努め、継続的なコンテンツの充実を図り一層の利用促進を目指す。

期待される成果

 近年、学術情報のオープンアクセス化、機関リポジトリ構築の動きも広まっているが、県内でリポジトリを構築しているのは本学のみであり、当館が常任幹事館を務める群馬県大学図書館協議会加盟の大学図書館等の多くは、2、3名の職員で運営しているところが多く、独自にリポジトリを構築し運営すること自体難しい状況にある。

 そうした大学等の研究成果等をインターネット経由で公開発信することで、冊子体のみの場合とは比較にならないほど可視性が高まり、研究成果を社会に還元することとなり、大学そのものをアピールすることにつながる。また、大学等の研究成果、郷土資料などの知的財産を永続的に保存、次世代への継承が可能となる。加えて、地域連携の一層の強化が図れる。

「群馬県地域共同リポジトリAKAGI」の構築について
「群馬県地域共同リポジトリAKAGI」ホームページ
群馬県地域共同リポジトリAKAGI コンテンツ別収録状況
AKAGI論文表示数統計(参考)