平成19年度地域貢献事業
社会情報学部 前橋市街地活性化のための学習機会提供と地域情報発信

平成19年度地域貢献事業

担当者 : 社会情報学部(情報行動学科) 森谷健 教授

事業概要

これまで社会情報学部では県内地域社会の振興について、「観光UFO」や「まちなかキャンパス構想基本調査」、地域情報フリーペーパー刊行などの研究及び実践を行ってきたが、これまでの成果やノウハウを、本学が立地する前橋市が直面する課題の一つである中心市街地活性化に投入し、学部の両学科から担当教員を出して、学部としてプロジェクトを遂行した。まず、地域活性化の基礎となる住民意識のデータを収集した。これに引き続き、具体的には市街地活性化に関する勉強会と講演会、情報ツールを用いた地域活性化に関する講演会、前橋中心市街地の地域情報を地域社会に向けて発信する地域情報誌の発行・配布を行った。

実施事業等

平成20年1月25日に、「前橋プラザ元気21」において、今回の事業に向けて、社会情報学部が前橋市生涯学習課・にぎわい観光課・都市計画課に働きかけ、新たに作った出前講座メニュー『中心市街地の「かつて」「いま」「これから」』をコーディネイトした。また、同日、名古屋短期大学現代教養学科 難波孝志教授による講演会「都市再開発における住民の合意形成」を実施した。二つの事業への参加者は、一般市民や商業者など60名を超えた。  学部の他プロジェクトと連携して、3月15日に群馬ロイヤルホテルにおいて、社会情報学シンポジウム「地域SNSの動向と今後の課題」を開催し、新しい情報ツールの地域活性化の可能性について討論を行った。これには前橋地域SNS参加者など45名が参加した。  3月末には地域情報誌「Sayan Vol.2」を1万部発行し、市内の公共施設や商業施設で無償配布した。

社会情報学シンポジウム

社会情報学シンポジウム「地域SNSの動向と今後の課題」

県民世論調査による県民意識の把握と分析

サーヤン

地域情報誌「Sayan vol.2」

期待される成果

出前講座及び講演会の参加者からは、「このような機会が早くもたれるべきであった。」「今後も継続して欲しい」などの声があった。前橋市としても新たなメニューを作り出したこともあり、同趣旨の出前講座が今後展開されると思われる。  地域SNSシンポジウムでは、SNS上ではなく「OFF会のような形で討論できて良かった。」「今後、前橋地域SNSのあり方について、SNS上で議論するきっかけとなった。」などの発言があった。前橋地域SNSの発展による地域活性化が期待される。  「Sayan Vol.2」は全国都市緑化ぐんまフェアにおいて前橋市のフェア推進室管轄の施設で配布された。店頭に置いていただいた店舗から補充の依頼が続出するなど、好評であった。また、読売新聞社などから2件の取材が入るなど、注目された。これが呼び水となって、新たな地域情報発信の取り組みが行われることが期待される。