『シャーガス病制圧のための統合的研究開発』 病原体の遺伝子解析、治療薬創製でシャーガス病から人々を守れ!

 
 
 
 
 

 

 

群馬大学

大学院保健学研究科生体情報検査科学領域
地域・国際生体情報検査科学分野  教授

嶋田 淳子

病態形成に関わる原虫遺伝子を同定し、新規治療薬を開発する

 中南米で流行しているシャーガス病は地域により心臓疾患、消化器疾患等多数の病態を示すが、その形成メカニズムはほとんど研究されていない。また治療薬は2種類しかなく、有効性、副作用等の問題があり新規治療薬が望まれている。

 本プロジェクトでは本疾患の病態形成にかかわる原虫側病原遺伝子の解析、慢性期動物モデル作製、新規治療薬の合成・開発に取り組み、エルサルバドル科学技術研究センターとの協力体制を構築する。

シャーガス病流行地における媒介昆虫サシガメの採集の様子

日本発シーズで世界のシャーガス病制圧に貢献する

 病原体ゲノム・遺伝子解析により病態形成に関わる因子を明らかにすることで、シャーガス病についての理解が進み臨床への応用が可能となる。日本発新規治療薬の開発により、現地の創業創出、経済発展、エルサルバドルをはじめとする流行国のシャーガス病の制圧が期待される。

 

両国SATREPS研究者とのミーティング

シャーガス病流行地におけるフィールド調査

シャーガス病合同会議

 

 

相手国研究機関:教育省科学技術研究センター(CICES)、エルサルバドル大学、ホセマチアスデルガド大学、国立ロザレス病院他
国内研究機関:群馬大学、東京大学、慶應大学、大阪市立大学、高崎健康福祉大学
研究期間:2017年から5年間

 

キーワード 国際共同研究、顧みられない熱帯病、分子疫学的解析と治療薬開発