女性の生産的雇用と働きがい向上に資する卵の質の本質的理解に向けた試み

 群馬大学 

 生体調節研究所細胞構造分野 准教授

佐藤 裕公

 
 


 

 人類は、生物学上の理由で女性が妊娠・出産の主たる心身リスクを負わざるを得ません。その中で近年明らかになった、30歳代における卵子の加齢リスクが産仔を望む場合の最も早い制限要因であるという事実は、女性にとっての妊娠・出産という選択が、発展途上国では女性の社会への参画や生産的な雇用と働きがいの実現に対する実質的なトレードオフ要因に、先進国では人口減少の一因に、それぞれなっていることを示唆しています。本研究では、女性の生産的雇用と働きがいの向上に資するため、未知の点が多い哺乳類の卵の質やその加齢リスクについて本質的に理解することを目指します。

 

 

キーワード 加齢リスク、低侵襲性イメージング、受精、生殖、発生