昆虫を用いて特殊な装置なしにワクチンやタンパク質製剤を生産する

 

 

 

 

群馬大学

大学院理工学府分子科学部門
物質・生命理工学領域機能生物科学 教授

武田 茂樹

 


 
 


 感染症やガンを含む非感染疾患対策のために、ワクチンや最新のタンパク質製剤が求められています。しかしこれらの生産には、高度な培養装置や有毒な細胞成分を除く処理が必要です。遺伝子組換えカイコを利用すれば、培養装置のような特殊な装置なしにカイコを飼育するだけでワクチンが生産できます。ワクチンを含むマユは常温で保管でき、抽出したワクチンにはほとんど有毒な細胞成分(エンドトキシン)は含まれません。本研究では、遺伝子組換えカイコの応用技術を地方創生を支える基盤技術に育てることで、地域の伝統や資産をいかした農山村の活性化、地域の人材育成を目指しています。
 
 


 
キーワード 遺伝子組換えカイコ、有用タンパク質生産、ワクチン、伝統技術