【未来先端研究機構】第7回国際シンポジウムを開催

 群馬大学未来先端研究機構では,令和2年1月9日に,桐生市市民文化会館にて,第7回群馬大学未来先端研究機構国際シンポジウムを開催しました。

 今回中心となった,元素科学研究部門及び海外ラボラトリー(モンペリエ国立高等化学大学院)は,群馬大学が強みを持つ研究分野において世界水準の研究力を強化し先端的な研究組織として平成26年4月に設置された当機構の下,平成29年度に立ち上げた理工系の元素に特化した研究部門グループです。

 平塚浩士学長による開会挨拶の後,ケイ素,フッ素,炭素の3元素をテーマに,国内外から当該分野で活躍している講演者及び機構の研究者による講演が構成されました。ケイ素等の有機化合物合成を研究している海外ラボPIからは,これまで2年間の研究成果の発表があり,続いて,昨年11月に元素科学研究部門に着任した研究者による炭素材料開発に関する基調講演の後,連携してきた米国の大学教授が講演を行いました。加えて,フッ素分野においても,有機フッ素化学分野で卓越した業績を上げられた日本人研究者による特別講演があり,各講演後の質疑応答では,参加者からの熱心な質問が出て活発な意見交換が行われました。最後に,窪田健二機構長の閉会挨拶があり,盛会の内に終了しました。

 今回のシンポジウムには,学内外から70名を超える研究者,大学院生,関連企業が参加し,専門分野を超えて活発な議論が交わされました。

 主催した元素科学研究部門は,今年度,炭素分野を専門とする専任の外国人教授を配置し,来年度に向けてフッ素分野で実績のある海外の外国人研究者との共同研究の計画を進めるなど研究環境の充実を図っています。今後も元素分野が中心となり医理工連携の先端研究のグローバル化を進め,本学が強みとするナノ物質の創成・融合から応用展開まで幅広く発展させていく計画です。

 

 

招待講演者及び群馬大学教員による記念写真
講演の最後を務めたトレーナリー教授