(医学系研究科)育児行動の発現メカニズムと子世代にネグレクトが生じる機構を解明

 大学院医学系研究科応用生理学分野教授 鯉淵典之、医学部附属病院臨床研究センター臨床研修医 西連寺拓 等は、高崎健康福祉大学の下川哲昭教授を中心とした、静岡大学、ワシントン大学(米国)、オスロ大学(ノルウェー)、ゲーテ大学(ドイツ)の研究グループとの共同研究により、マウスを用いた実験で世代を越えて育児放棄(ネグレクト)が生じる機構を明らかにしました。
 ネグレクトは児童虐待の一つとして大きな社会問題になっています。しかし、ネグレクトを科学的に理解し、解決するための実験成果などは不足している状況にあります。
 今回の成果では、母と児の間でホルモンの伝達・受容が行われることで子供の将来の育児行動が培われるという機構が発見されました。件数を増すネグレクトに対してその原因と発生のメカニズムの一端を説明するものとして、ネグレクトの発生を回避するための基礎的な知見になると期待されます。
 本研究成果は、米国科学アカデミー紀要 (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America; PNAS) の電子版に米国東部時間11月20日午後3時に掲載されました。

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