平成28年度文部科学省補正「地域科学技術実証拠点整備事業」に採択

○趣旨・目的
 文部科学省は平成28年12月28日、文部科学省の支援施策である平成28年度補正「地域科学技術実証拠点整備事業」に応募があった提案の中から22件の採択を決定し、群馬大学と群馬県が共同で提案した事業が採択されました。平成28年度補正「地域科学技術実証拠点整備事業」は、地域の大学・公的研究機関等で生まれた研究成果を事業化につなげ、地域が成長しつつ一億総活躍を実現していくために、企業と大学・公的研究機関等が連携し、研究等の成果を実証するための施設・設備を整備するものです。大学・公的研究機関等を拠点として研究室、複数企業および地方自治体が一つの施設等に結集し、産学官連携体制を強化し、民間資金を呼びこみつつ、地域で生まれた研究開発成果の地域による事業化の実現により、地域の雇用創出と経済活性化を目指します。
 本採択拠点は、自動車関連産業が集積し、全国有数の自動車依存地域である群馬県において、群馬大学の所有する完全自律型自動運転に関する情報地図作成技術、認知・判断・操作技術、車車・路車間協調技術、管制・遠隔操作技術、完全自律型車体プラットフォーム開発技術、自動運転シミュレーション技術をはじめとした公道実証実験に必要な技術シーズに基づいて、多分野にわたる数多くの企業との連携、自治体の社会実装協力体制による競争優位性をもって、持続可能なビジネスモデルとしてパッケージ化し、多業種・多分野・多地域にわたる展開を図ります。
 この完全自律型自動運転技術・実証システムのパッケージを、産学官金連携体制を構築して事業化を図ることで、物流、治安・防災、娯楽・観光、医療・福祉、保険などの多岐にわたる分野においてライフスタイルの変革が起こり、関係業界でのイノベーション創出を目指します。
 一方で、自動車関連製造業を中心とした地域産業や地域観光の活性化に寄与するとともに、地域自治体の交通インフラの整備や過疎化・高齢化の切迫する行政課題に対応した交通システムの開発など、地域の社会・住民が抱える問題解決に貢献します。

 

 ○文部科学省の採択を受けた事業の概要

 拠点名:群馬次世代モビリティ社会実装研究拠点

 提案者:国立大学法人群馬大学、群馬県

 事業者:国立大学法人群馬大学

 事業内容:群馬大学が持つ自動運転技術をもとに設置される次世代モビリティ社会実装研究センターおよび群馬県が主催する自動運転車関連技術開発推進プロジェクトに参画する県内自動車関連企業、自動運転に係る研究・開発・実装に関わる県内外の企業や研究開発法人が一つ屋根の下で、完全自律型自動運転を可能とする次世代モビリティの社会実証課題解決のため、技術的、人的、物的、経済的資源が集約する地域科学技術実証拠点を整備する。

 事業規模:総額9億円(予定)

 

○報道発表内容

 文部科学省ホームページ http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/chiiki/seibi/1380937.htm

 

【本件に関する問合せ先】

 国立大学法人群馬大学

 学長特別補佐(研究・産学連携推進機構 副機構長) 板橋英之 TEL:0277-30-1272

 研究推進部 産学連携推進課長           早川知宏 TEL:027-220-7541